ASUS ROG Zephyrus S17の実機レビュー

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ASUS ROG Zephyrus S17の実機レビュー

2023-10-15 22:15| 来源: 网络整理| 查看: 265

ASUS ROG Zephyrus S17の実機レビュー 更新日:2021年7月15日 CPU Core i9-11900H GPU RTX 3080 16GB メモリ 32GB ストレージ 2TB PCIe Gen4 SSD 液晶サイズ 17.3インチ 液晶種類 4K 非光沢 120Hz 質量 約2.75kg バッテリー 90Wh(約5.5時間) 価格[税込] 49万円台~ キーボードが持ち上がる!高性能ゲーミングノート

ROG Zephyrus S17は、ご覧のようにキーボードが持ち上がる点がユニークなゲーミングノートPCです。キーボード下の隙間から吸気することで冷却性を高め、なおかつキーボードが熱くなるのを防ぎます。また、なにより見た目がかっこいいです。

スペック表のとおり、CPUやグラフィックス、ストレージの性能は非常に高く、液晶の品質も非常に優れています。お金はあるから、とにかくハイエンドのゲーミングPCが欲しい方に最適です。

ただし、キーボードは英語キーボードのみなので、ご注意ください。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。一部部材は量産品と違う可能性があります。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i9-11900H、32GBメモリ、GeForce RTX 3080 16GB、4K液晶

 

目次

お忙しい方は、「 ROG Zephyrus S17の特徴」のみお読みください。

ROG Zephyrus S17の特徴 各用途の快適度 ゲームベンチマーク&フレームレート ディスプレイのチェック キーボードおよびタッチパッドのチェック パフォーマンスのチェック クリエイターソフトの処理時間 質量のチェック 静音性のチェック パーツの温度のチェック 表面温度のチェック 消費電力のチェック 外観のチェック まとめ

 

ROG Zephyrus S17の特徴 キーボードが持ち上がる!

ROG Zephyrus S17は、キーボードが持ち上がる特徴的な構造のゲーミングノートです。通常のノートパソコンは、底面のみから吸気しますが、本製品は底面からだけでなく、このキーボードの下の隙間からも吸気を行い、冷却性能を上げています。

また、キーボードが持ち上がるギミックが、変形ロボットみたいで、男心をくすぐります。ただ、この隙間にお菓子の食べカスなどをこぼさないように注意しましょう。

キーボードが持ち上がることで、高負荷時でもキーボードが熱くなりにくいというメリットもあります(ただ、パームレストはそれなりに熱くなります)。

ROG Zephyrus S17の冷却システム

 

17.3型の大画面で、4Kの高解像度液晶

ROG Zephyrus S17は、17.3型の大画面液晶を搭載し、ノートPCとしては迫力ある画面でゲームを楽しめます。

また、4K(3840×2160)120Hzの液晶を搭載していますが、DCI-P3カバー率100%となっており、ゲームだけでなくクリエイティブな作業にも使用できます。

DCI-P3 100%カバーの4K液晶を選択可能

 

トリプルストレージ構成

ROG Zephyrus S17は、最大3基のM.2 SSDを搭載することが可能です。OS・アプリ領域、データ領域、バックアップ領域などに分けて運用することが可能です。しかも、PCIe Gen4のSSDに対応しています。

なお、当サイトおよびASUSではユーザーによる増設や交換はサポートしておりません。増設や交換は自己責任でお願いします。

M.2 SSDスロットを3つ搭載

 

最上位モデルなら、RTX 3080 16GBを140Wで駆動!

ROG Zephyrus S17は、ノートPC最高峰グラフィックスとなる「GeForce RTX 3080 Laptop」を搭載しています。しかもVRAMは16GBあり、最大グラフィックスパワーも140Wと高めです。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

3DMark Time Spyの結果を見てみると、非常に高いベンチマークスコアが出ています。多くのゲームを高いフレームレートでプレイできることでしょう。

3DMark Time Spy(DX12) - Graphics score ハイエンド RTX 3080 16GB 165W 12077 RTX 3080 16GB 140W 11552 RTX 3080 16GB 130W 11361 RTX 3070 130W 10327 RTX 3080 8GB 105W 10258 ミドルレンジ RTX 3070 95W 9220 RTX 3060 130W 8302 RTX 3060 95W 7519 RTX 3060 75W 7047 GTX 1660Ti   5667 エントリー RTX 3050Ti 60W 5292 RTX 3050Ti 40W 4560 GTX 1650Ti   3700 GTX 1650   3494  :レビュー機で計測したスコア W(ワット)は最大グラフィックスパワー

 

8コア/16スレッドのCoreプロセッサーを搭載

ROG Zephyrus S17は、インテルの最新CPU、8コアのCore i9-11900Hを搭載しています。ノートPC向けプロセッサーの中では、かなり上位の性能のCPUとなります。

インテル第11世代Core(Tiger Lake)Hシリーズ プロセッサー   コア/ スレッド Max Boost [GHz] Base [GHz] Cache TDP Core i9-11980HK 8 / 16 5.0 2.6 - 3.3 24MB 45-65W Core i9-11900H 8 / 16 4.9 2.1 - 2.5 24MB 35-45W Core i7-11800H 8 / 16 4.6 1.9 - 2.3 24MB 35-45W Core i5-11400H 6 / 12 4.5 2.2 - 2.7 15MB 35-45W Core i5-11260H 6 / 12 4.4 2.1 - 2.6 12MB 35-45W Core i7-11370H 4 / 8 4.8 3.0 - 3.3 12MB 28-35W Core i5-11300H 4 / 8 4.4 2.6 - 3.1 8MB 28-35W

 

Core i9-11900HのTDPは35~45Wですが、70W前後の高いCPU電力で推移していました(※Turboモード時)。

高負荷時のCPU電力

 

CPUのみで処理するソフトウェアエンコード時間を確認すると、非常に短時間で処理が終わっており、Ryzen 9 5900HXよりも高速でした。また、Lightroom Classicの書き出しも最も速く、多くのアプリの処理が高速です。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間 Core i9-11900H 8分20秒 Ryzen 9 5900HX 8分26秒 Core i7-10875H 10分44秒 Ryzen 9 4900HS 10分55秒 Ryzen 5 4600H 13分10秒 Core i7-10750H 13分29秒 Ryzen 7 4700U 15分44秒 Core i7-10710U 19分05秒 Ryzen 5 4500U 19分49秒 Core i7-1165G7 24分17秒 Ryzen 3 4300U 25分22秒 Core i5-1135G7 26分03秒 Core i7-1160G7 27分45秒 Core i7-10510U 28分32秒 XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

キーボードは英語配列

ROG Zephyrus S17は、日本語配列ではなく、英語配列のキーボードになっています。特殊文字などは、印字されている文字と、実際にキーを押したときの文字が異なるので注意が必要です。日本語配列のキーボードしか使ったことがない方は、戸惑うと思います。

英字配列キーボードを搭載

 

各用途の快適度

ROG Zephyrus S17の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度 用途 快適度 コメント Web閲覧 Office作業 ◎ 非常に快適に動きます。ただし、英語キーボードで配列が日本語キーボードと異なるのでご注意下さい。 動画鑑賞 ◎ 色鮮やかな映像、臨場感あるスピーカーで、動画を楽しめます。 オンライン会議 ○ 普通の性能ですが、Webカメラとマイクを搭載し、問題なくオンライン会議が出来ます。 RAW現像 画像編集 ◎ Adobe RGB 100%の色域はないものの、sRGBカバー率は100%あり、またCPUが非常に高速であるため、快適に画像編集などができるでしょう。 動画編集 ◎ CPUおよびグラフィックス性能が高く、さらにDCI-P3カバー率100%クラスの液晶を搭載しており、動画編集は非常に快適です。書き出しも非常に高速です。 ゲーム ◎ 高いスペック、大きな画面、迫力あるサウンドでゲームを楽しめます。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート 動作モード

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Frapsで計測したフレームレートを掲載します。

なお、本製品は、いくつか動作モードを選択できますが、ここでは「Turbo」モードにして計測しています。動作モードを変更するには、Fn+F5を押すか、「ARMOURY CRATE」のソフトから変更します。

ARMOURY CRATE 動作モード

 

eスポーツタイトルのフレームレート

国内で人気の高いeスポーツタイトルの平均フレームレートを掲載します。すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。

テストした結果としては、フルHD(1920x1080)解像度であれば、高いグラフィック設定でも200 fps前後の平均フレームレートが出ているタイトルが多く、非常に快適にゲームを楽しめます。4K(3840×2160)解像度でも100 fpsを超えているため、ゲームによっては4Kでプレイしてもいいと思います。

以下のゲームのフレームレートについて グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値) W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP) 軽い部類のゲーム Apex Legends(DX11) 解像度 品質 平均fps 1920x1080 低設定 295 fps 高設定 222 fps 3840×2160 高設定 100 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、高設定) RTX 3080 16GB ※ディスクリートモード 165W 239 fps RTX 3080 16GB 140W 222 fps RTX 3080 16GB 130W 196 fps RTX 3070 130W 193 fps RTX 2080   190 fps RTX 3080 8GB 105W 177 fps RTX 3060 130W 175 fps RTX 3070 95W 170 fps RTX 3060 95W 159 fps RTX 3060 75W 143 fps RTX 2070   138 fps RTX 2060   123 fps GTX 1660Ti   113 fps RTX 3050Ti 60W 113 fps RTX 3050Ti 40W 95 fps GTX 1650Ti   76 fps GTX 1650   70 fps ※トレーニングモードで計測 軽い部類のゲーム VALORANT 解像度 品質 平均fps 1920x1080 低設定 361 fps 高設定 271 fps 3840×2160 高設定 102 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、高設定) RTX 3080 16GB ※ディスクリートモード 165W 390 fps RTX 3070 130W 300 fps RTX 3080 16GB 130W 275 fps RTX 3080 8GB 105W 272 fps RTX 3080 16GB 140W 271 fps RTX 3070 95W 270 fps RTX 3060 130W 267 fps RTX 3060 75W 260 fps RTX 2060   250 fps RTX 3060 95W 242 fps RTX 3050Ti 60W 238 fps RTX 2060 Max-Q   194 fps GTX 1650Ti   180 fps RTX 3050Ti 40W 145 fps ※プラクティス 最大300fpsで計測 軽い部類のゲーム フォートナイト 解像度 品質 平均fps 1920x1080 低設定 364 fps 高設定 236 fps 最高設定 190 fps 3840×2160 最高設定 61 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、最高設定) RTX 3080 16GB ※ディスクリートモード 165W 191 fps RTX 3080 16GB 140W 190 fps RTX 3080 16GB 130W 159 fps RTX 2070 SUPER   151 fps RTX 3070 130W 150 fps RTX 3080 8GB 105W 145 fps RTX 3070 95W 142 fps RTX 3060 130W 133 fps RTX 3060 95W 127 fps RTX 3060 75W 127 fps RTX 2060   110 fps RTX 3050Ti 60W 108 fps Radeon RX 5500M   103 fps RTX 2060 Max-Q   93 fps RTX 3050Ti 40W 87 fps GTX 1650Ti   78 fps GTX 1650   74 fps ※バトルラボで計測 軽い部類のゲーム PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS 解像度 品質 平均fps 1920x1080 非常に低い 210 fps 中型 189 fps ウルトラ 186 fps 3840×2160 ウルトラ 90 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ) RTX 3080 16GB ※ディスクリートモード 165W 229 fps RTX 3080 16GB 140W 186 fps RTX 3070 130W 186 fps RTX 3080 8GB 105W 185 fps RTX 3070 95W 183 fps RTX 3080 16GB 130W 170 fps RTX 2070 SUPER   167 fps RTX 3060 130W 163 fps RTX 2080   160 fps RTX 3060 95W 158 fps RTX 3060 75W 156 fps RTX 2070   134 fps RTX 3050Ti 60W 124 fps RTX 2060   122 fps GTX 1660Ti   110 fps RTX 3050Ti 40W 96 fps GTX 1650Ti   82 fps GTX 1650   69 fps ※トレーニングモードで計測

 

その他のゲームタイトルのフレームレート

その他のゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。

フルHD解像度なら、重いゲームでも、60 fpsを軽く超えています。4K解像度にすると 60 fpsを切るゲームが多いですが少しグラフィック品質を下げるか、もしくはWQHD解像度なら60 fpsを超えてくると思います。

以下のゲームのフレームレートについて グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値) W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP) 重い部類のゲーム サイバーパンク2077(DX12) 解像度 品質 DLSS 平均fps 1920x1080 低 オフ 115 fps 高 オフ 94 fps ウルトラ オフ 82 fps 自動 93 fps 3840×2160 ウルトラ 自動 57 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ、DLSS:オフ) RTX 3080 16GB ※ディスクリートモード 165W 83 fps RTX 3080 16GB 140W 82 fps RTX 3070 130W 72 fps RTX 3080 16GB 130W 71 fps RTX 3080 8GB 105W 65 fps RTX 3070 95W 62 fps RTX 3060 130W 58 fps RTX 3060 95W 53 fps RTX 3060 75W 50 fps RTX 3050Ti 60W 32 fps RTX 3050Ti 40W 23 fps 重い部類のゲーム ウォッチドッグス レギオン(DX12) 解像度 品質 DLSS 平均fps 1920x1080 低 オフ 93 fps 高 オフ 80 fps 最大 オフ 73 fps 高性能 81 fps 3840×2160 最大 高性能 53 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、最大、DLSS:オフ) RTX 3080 16GB ※ディスクリートモード 165W 78 fps RTX 3080 16GB 130W 75 fps RTX 3070 130W 74 fps RTX 3080 16GB 140W 73 fps RTX 3080 8GB 105W 73 fps RTX 3070 95W 65 fps RTX 3060 130W 63 fps RTX 3060 95W 58 fps RTX 3050Ti 60W 31 fps 重い部類のゲーム ボーダーランズ3(DX12) 解像度 品質 平均fps 1920x1080 低 133 fps 高 106 fps ウルトラ 92 fps 3840×2160 ウルトラ 45 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ) RTX 3080 16GB ※ディスクリートモード 165W 101 fps RTX 3080 16GB 130W 99 fps RTX 3080 16GB 140W 92 fps RTX 3070 130W 88 fps RTX 3080 8GB 105W 84 fps RTX 3070 95W 78 fps RTX 2070 SUPER   77 fps RTX 3060 95W 70 fps RTX 3060 75W 62 fps RTX 2060   52 fps RTX 3050Ti 60W 45 fps Radeon RX 5500M   44 fps RTX 2060 Max-Q   43 fps RTX 3050Ti 40W 35 fps GTX 1650Ti   29 fps 重い部類のゲーム ファイナルファンタジー 15(DX11) 解像度 品質 平均fps 1920x1080 軽量品質 152 fps 標準品質 138 fps 高品質 108 fps 3840×2160 高品質 53 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、高品質) RTX 3080 16GB ※ディスクリートモード 165W 116 fps RTX 3080 16GB 140W 108 fps RTX 3080 16GB 130W 102 fps RTX 3070 130W 99 fps RTX 3080 8GB 105W 95 fps RTX 2080   95 fps RTX 2070 SUPER   88 fps RTX 3070 95W 87 fps RTX 3060 130W 85 fps RTX 2070   81 fps RTX 3060 95W 77 fps RTX 3060 75W 73 fps GTX 1660Ti   63 fps RTX 2060   61 fps RTX 3050Ti 60W 55 fps RTX 3050Ti 40W 47 fps GTX 1650Ti   43 fps GTX 1650   40 fps 重い部類のゲーム ファンタシースターオンライン ニュージェネシス 解像度 品質 平均fps 1920x1080 最低 048982 / 172 fps 中 042021 / 158 fps 高 033500 / 138 fps ウルトラ 023201 / 114 fps 3840×2160 ウルトラ 004451 / 50 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ) RTX 3080 16GB ※ディスクリートモード 165W 127 fps RTX 3080 16GB 140W 114 fps RTX 3070 100W 91 fps RTX 3050Ti 40W 48 fps 中程度の重さのゲーム シャドウオブザトゥームレイダー(DX12) 解像度 品質 DLSS 平均fps 1920x1080 最低 ― 95 fps 中 ― 94 fps 最高 ― 91 fps 3840×2160 最高 オン 67 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、最高) RTX 3080 16GB ※ディスクリートモード 165W 130 fps RTX 3070 130W 119 fps RTX 3080 8GB 105W 115 fps RTX 3080 16GB 130W 108 fps RTX 3070 95W 108 fps RTX 2070 SUPER   104 fps RTX 2080   101 fps RTX 3060 130W 95 fps RTX 3060 75W 92 fps RTX 3080 16GB 140W 91 fps RTX 3060 95W 91 fps RTX 2070   88 fps RTX 2060   77 fps GTX 1660Ti   72 fps RTX 3050Ti 60W 69 fps RTX 3050Ti 40W 54 fps GTX 1650Ti   50 fps GTX 1650   46 fps 中程度の重さのゲーム ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ(DX11) 解像度 品質 平均fps 1920x1080 標準(ノート) 189 fps 高(ノート) 177 fps 最高品質 144 fps 3840×2160 最高 66 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質) RTX 3080 16GB ※ディスクリートモード 165W 153 fps RTX 3080 16GB 140W 144 fps RTX 3070 130W 138 fps RTX 3080 8GB 105W 137 fps RTX 3080 16GB 130W 135 fps RTX 3070 95W 129 fps RTX 2070 SUPER   127 fps RTX 3060 130W 118 fps RTX 2080 SUPER Max-Q   118 fps RTX 2080 Max-Q   117 fps RTX 3060 75W 111 fps RTX 2070   110 fps RTX 3060 95W 108 fps RTX 2070 Max-Q   98 fps GTX 1660Ti   96 fps RTX 3050Ti 60W 96 fps RTX 2060   95 fps RTX 3050Ti 40W 78 fps GTX 1650Ti   73 fps GTX 1650   64 fps 軽い部類のゲーム ドラゴンクエストX 解像度 品質 平均fps 1920x1080 最高品質 23561(すごく快適) ※約5500で60fps

 

レイトレーシング&DLSS有効時のフレームレート

リアルタイムレイトレーシングを有効にし、さらにDLSSを有効にしたときのフレームレートを下に掲載します。

サイバーパンク2077では、DLSSを有効にすれば、最も高い画質の「ウルトラ」設定でも70 fps以上出ています。また、ウォッチドッグス レギオンでも、最大の設定で58 fps出ているので、十分快適にプレイできます。

レイトレーシングをONにしてゲームを楽しみたい方は、GeForce RTX 3080 Laptop 16GBのグラフィックスを搭載したモデルがおすすめです。

以下のゲームのフレームレートについて グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値) W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP) 重い部類のゲーム サイバーパンク2077 解像度 品質 DLSS 平均fps 1920x1080 レイトレ:中 パフォーマンス 76 fps レイトレ:ウルトラ パフォーマンス 74 fps 他のGPUとの比較(1920x1080、"レイトレ:ウルトラ"、DLSS:パフォーマンス) RTX 3080 16GB 140W 74 fps RTX 3080 16GB 130W 72 fps RTX 3070 130W 72 fps RTX 3080 8GB 105W 65 fps RTX 3070 95W 62 fps RTX 3060 130W 59 fps RTX 3060 95W 54 fps RTX 3060 75W 53 fps RTX 3050Ti 60W 30 fps RTX 3050Ti 40W 20 fps 重い部類のゲーム ウォッチドッグス レギオン 解像度 品質 レイトレ DLSS 平均fps 1920 x 1080 最大 最大 高性能 58 fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイの詳細なチェックです。

パネルは、「AUO B173ZAN06」でした。なお、別のパネルが搭載される可能性もあります。

3,840×2,160ドット(4K)、120Hzの液晶を搭載しています。

解像度が高く、色域も広い質の高いディスプレイです。最大輝度も、当サイトの計測では507cd/m2と高いです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

色域 RGB発色特性 視野角 映り込み・ギラつき フリッカー

色域は広いです。当サイトの計測結果は、以下の通りです。

sRGBカバー率 100% DCI-P3カバー率 99.8% Adobe RGBカバー率 88.4% ガモット図 ※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色も揃っており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線 ※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。ややギラつきを感じますが、ほとんどの方はあまり気にならないと思います。

画面への映り込み

調光によってフリッカー(ちらつき)が出ているか確認しましたが、どの輝度でも、フリッカーはありませんでした。

PWM調光の有無の確認 ※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約50msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延はやや少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、1秒間に120フレームを更新する120Hzの液晶で2~3フレーム前くらいまで残像がありました。普通のノートPCの液晶は60Hzで2~3フレーム前くらいまで残像があったので、本製品の液晶は、一般的なノートPCの液晶より、残像は抑えられていると思います。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約18.5mmと、キーストロークは約1.9mmと深めです。光学センサー式のメカニカルスイッチを採用しており、キーを押したときの「カチッ」と鳴る音が小気味よく、打ちやすいキーボードです。

ただし、前述しましたが、英語キーボードになっています。ほぼゲームでしか使わないなら問題ありません。また、クリエイティブ系ソフトのショートカットキーが使いやすいことから、英語配列のキーボードを好む方もいます。ただ、特殊文字の配列などが違うことから、一般的なユーザーはこのキーボードでもいいか、よく検討したほうがいいです。

キーボード全体図 ※画像をクリックすると拡大できます キーの拡大図

 

色を変えられるバックライトキーボードも搭載しています。 キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。ここでは、いくつかある動作モードのうち、デフォルトの「パフォーマンス」と、最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」でベンチマークなどを計測しました。

動作モード

 

CPU

Core i9-11900H を搭載しており、マルチコア、シングルコア共に非常に高いスコアです。

CINEBENCH R23 ~ CPU性能の評価 ~ Core i9-11900H 他のCPUとの比較(マルチコア) Ryzen 9 5900HX 13382 Core i9-11900H 13266 [Turbo] 12384 [パフォーマンス] Ryzen 7 5800H 12604 Core i7-11800H 12501 Core i7-10875H 10579 Core i7-10870H 10139 Core i9-11980HK 10083 Ryzen 7 5700U 8445 Core i7-11370H 7123 Core i7-10750H 6839 Core i5-10500H 6805 Ryzen 5 5500U 6250 Core i7-1185G7 6229 Core i7-1165G7 4720 Core i5-1135G7 4424 Core i3-1115G4 3149 他のCPUとの比較(シングルコア) Core i9-11900H 1570 [Turbo] 1566 [パフォーマンス] Core i7-11370H 1519 Core i7-1185G7 1517 Core i7-11800H 1504 Ryzen 9 5900HX 1463 Core i9-11980HK 1450 Core i7-1165G7 1447 Ryzen 7 5800H 1435 Core i7-10875H 1306 Core i5-1135G7 1294 Core i7-10750H 1277 Ryzen 7 5700U 1264 Core i3-1115G4 1217 Core i7-10870H 1212 Ryzen 5 5500U 1185 Core i5-10500H 1162  :本製品で選択できるプロセッサー  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリは、DDR4-3200を搭載しています。オンボードメモリ+スロットメモリ(1スロット)という構成です。

いつもはSiSoftware Sandra 2020でメモリの速度を計測していますが、今回、ブルースクリーンになってしまって計測できませんでした。

SiSoftware Sandra 2020 ~メモリ性能の評価 ~ 他のメモリとの比較(帯域) LPDDR4X-4266 デュアルチャネル 最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2) DDR4-3200 デュアルチャネル 最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2) DDR4-2666 デュアルチャネル 最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2) DDR4-3200 シングルチャネル 最大 約25.6GB/s  :本製品で選択できるメモリ

 

グラフィックス

グラフィックスには最大グラフィックスパワーが140WのGeForce RTX 3080 16GBを搭載しています。

3DMark Time Spy ~ グラフィックス性能の評価 ~ GeForce RTX 3080 16GB 他のグラフィックスとの比較(Graphics score) デスクトップ用 RTX 3080   17064 デスクトップ用 RTX 3070   13393 RTX 3080 16GB 140W 11552 [Turbo] 10847 [パフォーマンス] RTX 3080 16GB 130W 11361 RTX 3070 130W 10327 RTX 3080 8GB 105W 10258 RTX 2080   9456 RTX 3070 95W 9220 RTX 2070 SUPER   8322 RTX 3060 130W 8302 RTX 2070   7778 RTX 3060 95W 7519 RTX 3060 75W 7047 RTX 2060   6163 GTX 1660Ti   5667 RTX 3050Ti 60W 5292 RTX 3050Ti 40W 4560 GTX 1650Ti   3700 GTX 1650   3494  :本製品で選択できるグラフィックス  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値) W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3080 Laptop 16GBの情報は次の通りです。動作モードを「Turbo」にすると、GPUクロックがアップしています。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、PCIe Gen4のSSDを搭載しており非常に高速です。

CrystalDiskMark ~ ストレージ性能の評価 ~ 2TB PCIe SSD 他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] ) PCIe Gen4 SSD 7063 PCIe Gen3 SSD 3500 SATA SSD 550 2.5インチHDD 150  :本製品で選択できるストレージ  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しており、アクセス速度も速いです。

CrystalDiskMark ~ SDカードスロット性能 ~ 最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでは、「Turbo」 モードで計測した結果のみ掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

今まで計測した中で最も速い現像時間です。Lihgtroomの書き出しは、モバイル向けのCPUの場合、AMDよりインテルのプロセッサーのほうが速い傾向にあります。

Core i9-11900H 32GBメモリ 44秒 Core i9-11980HK 64GBメモリ 46秒 Core i7-11800H 16GBメモリ 53秒 Apple M1 16GBメモリ 66秒 (MacBook Pro 13 M1) Core i9-10980HK 32GBメモリ 68秒 Core i7-10875H 16GBメモリ 70秒 Core i7-11370H 16GBメモリ 72秒 Ryzen 9 5900HX 32GBメモリ 76秒 Core i9-9980HK 16GBメモリ 77秒 (MacBook Pro 16) Core i7-10750H 16GBメモリ 80秒 Core i7-1165G7 16GBメモリ 89秒 Ryzen 7 4700U 16GBメモリ 91秒 Ryzen 5 4500U 32GBメモリ 91秒 Ryzen 7 5800H 16GBメモリ 93秒 Core i7-10710U 16GBメモリ 96秒 Ryzen 7 5700U 16GBメモリ 100秒 Core i7-10510U 16GBメモリ 109秒 ※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値) 「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

こちらも高速です。

  処理時間 ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約2秒 ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約1分13秒 ニューラルフィルター(スタイルの適用) 約3秒 スーパー解像度 約3秒 コンテンツに応じた塗りつぶし 約3秒 被写体を選択 約2秒 ※ 6000x4000のRAWデータを編集 Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

Premiere Proの書き出しも非常に高速でした。

Core i9-11900H RTX 3080(140W) 3分36秒 Core i9-11980HK RTX 3080 (165W) 3分45秒 Core i7-11800H RTX 3070 (100W) 4分07秒 Core i7-10870H RTX 3070 (130W) 4分36秒 Core i7-10750H RTX 2060 4分51秒 Ryzen 9 5900HX RTX 3080 16GB 4分55秒 Core i7-10870H RTX 3060 (130W) 5分04秒 Core i7-11800H RTX 3050Ti (60W) 5分08秒 Core i5-10300H GTX 1650Ti 5分18秒 Core i7-10750H GTX 1650 6分34秒 Core i9-9980HK Radeon Pro 5500M 8分15秒 (MacBook Pro 16) Core i5-10300H GTX 1650 8分21秒 Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1) Core i7-1165G7 14分12秒 ※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間 ※ グラフィックスは全てノートPC用  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値) DaVinci Resolve Studio 17 Betaによる書き出し時間 Core i9-11900H RTX 3080(140W) 4分11秒 Core i7-11800H RTX 3050Ti (60W) 4分18秒 Core i7-10870H RTX 3080 8GB (105W) 4分30秒 Core i7-10870H RTX 3070 (95W) 4分38秒 Core i7-10870H RTX 2060 4分54秒 Ryzen 9 5900HX RTX 3080 16GB (130W) 5分10秒 Core i7-10875H GTX 1650Ti 6分53秒 Core i9-9980HK Radeon Pro 5500M 8G 7分11秒 (MacBook Pro 16) Apple M1 8分27秒 (MacBook Pro 13 M1) Core i7-1165G7 17分35秒 ※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間 ※ MacBook以外(Windowsノート)は、エンコーダーに、QSV、NVIDIA、AMD等を選択 SPECviewperf 2020

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作チェックです。

Power Deliveryに対応し、当サイトのテストでは45W以上の充電器なら充電可能でした。ただし、本製品はゲームをすると消費電力が200Wを軽く超えていくので、できれば付属のACアダプターを使用しましょう。

また、DisplayPortにも対応しています。2つあるうちの1つのType-CポートはThunderbolt 4にも対応しています。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト   充電 モニター 出力 有線LAN ドック ThinkPad USB Type-C ドック ○ ○ ○ ThinkPad Thunderbolt 3 ドック ○ ○ ○ PD充電器 ※1 61W RAVPower GaN充電器 ○ ― ― 45W Lenovoウルトラポータブル ○ ― ― 30W RAVPower GaN充電器 × ― ― 18W cheero充電器 × ― ― モニター ※2 EIZO ColorEdge CS2740 ○ ○ ― Philips 258B6QUEB/11 ○ ○ ○ ※1 Power Delivery対応の充電器 ※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBで表示できます。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.75kg」と記載されており、重いです。ACアダプターも重く、持ち運びには適しません。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)   質量 PC本体 2.798kg ACアダプター 1.003kg

 

バッテリー駆動時間のチェック

ROG Zephyrus S17のバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は90Whでした。大きい容量です。

バッテリー容量

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)   バッテリー駆動時間 (1) JEITA2.0測定方法 約5.5時間 (2) PCMark 10 Modern Office 4時間41分 (3) PCMark 10 Gaming 1時間21分 ※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス (1) メーカー公表値 (2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理 (3) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

今回、TDP-dwon:35W、TDP-up:45WのCore i9-11900Hを搭載していますが、実際のCPU電力は45W~100Wの間の高い数値で推移しています。そのため今回、各種ベンチマークスコアが非常に良かったです。CPU温度は、高めですが、平均で85℃前後なので、特に問題はないでしょう。

パフォーマンス時 Turbo時 CPU電力 CPU温度 CPU電力 CPU温度

 

ゲーム時のGPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU/GPU温度は下図の通りです。

CPU温度もGPU温度も、80℃前後で推移しているため、特に問題はないでしょう。

パフォーマンス時 Turbo時 CPU温度 GPU温度 CPU温度 GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は静かです。ゲームをするとややうるさくなります。

騒音値 計測機器:リオン NL-42K 部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB ※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です ※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です 【PCの状態】 左から1番目:アイドル時 左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ) 左から3番目:同上 (Turbo時)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

キーボードが持ち上がるおかげで、キーボードは熱くなりませんが、パームレスト部分の温度はそれなりに高くなり、ゲームをしていると手のひらが熱く感じてきます。

PC本体の表面温度 サーモグラフィー:FLIR ONE PRO ※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

性能の高いCPU・GPUに、4K液晶を搭載しているため、消費電力は高いです。

消費電力 測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7 ※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです ※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

ROG Zephyrus S17の外観のチェックです。

ボディはマグネシウム合金とアルミニウム合金で出来ており、指紋のつきにくい加工が施されています。ブラックのカラーで、キーボードバックライトが鮮やかに光ること以外は、それほど派手なデザインではありません。

 

天板は、左下の半面がドットデザインになっており、右上にはROGのロゴがあります。

 

スピーカーは、合計6基搭載しており音質がいいです。若干こもった感じはあるものの、ノートPC用のスピ―カーにありがちな「サ行」の音が刺さる感じがなく、ボーカル音が聴きやすいです。ノートPC基準で10点満点で採点すると、7~8点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

キーボードの上にあるダイヤルを回すと音量を変えられます。

 

電源ボタンは、指紋認証装置にもなっています。

 

ウェブカメラは720pで、普通の性能です。

 

液晶を開くと、キーボードが持ち上がるようになっています。

 

液晶を閉じたときは、キーボードも閉じるので、それほど厚みは感じません。

 

インターフェイスには、Thunderbolt 4、USB3.2 Gen2 Type-C、USB3.2 Gen2 Type-A x3、HDMI2.0b、有線LANなどがあります。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

底面は、若干段差があります。

 

底面カバーを外したときの画像はこちらです。6本のヒートパイプと2つのファンで、4方向から放熱しています。

 

メモリは1つがオンボード、1つがスロット式です。今回、32GBメモリのモデルでしたが、16GBがオンボード、16GBがスロットのメモリでした。

 

ストレージには、Type 2280のM.2 SSDが搭載されています。

 

この他に、空のM.2 SSDが2つあります。

 

ACアダプターの容量は280Wと大きいです。ACアダプターにもデザインが施されており、かっこいいです。

 

今回、ROG SLASHシリーズグッズもROG Zephyrus S17と同時発売されます。

ROG Zephyrus S17は、サイズが大きいの持ち運びに適した製品ではありませんが、もし持ち運ぶなら、CLASSIC MESSENGER BAGなども一緒に購入するといいでしょう。

 

この中の「SLING BAG」のみ、下に詳細な画像を掲載します。ショルダーバッグとしても使えますし、ストラップのの位置を変えることで、スリングバッグ(ボディーバッグ)としても使えます。購入先はこちら。

SLING BAG

 

まとめ

以上が、ROG Zephyrus S17のレビューです。

キーボードが持ち上がるユニークな製品です。キーボードの下に空いた隙間から吸気することで冷却性を高め、さらにキーボードが熱くなりにくいという効果があります(ただしパームレストはそれなりに熱いです)。

グラフィックスにハイエンドのGeForce RTX 3080 16GBを、CPUに8コアのインテルプロセッサーを搭載しておりかなり高性能です。Core i9-11900Hは、クリエイター向けソフトの処理が非常に高速で、ゲームだけでなくクリエイティブ作業にも適しています。

ストレージについても、PCIe Gen4対応のSSDを最大3基まで搭載することができます。

液晶も、DCI-P3対応の高リフレッシュレート・4Kの高解像度液晶を搭載しており、スピーカー音もよく、あらゆる面でハイエンドといえるゲーミングノートPCです。

ただし、キーボードが英語配列となっています。英語キーボードのほうが好きな方にはいいと思いますが、日本語キーボードしか使ったことがない方は扱いにくいと思います。

 

キーボードが持ち上がる高性能ゲーミングノート

ROG Zephyrus S17 特徴 キーボードが持ち上がり冷却性能向上 非常に高いCPU&グラフィック性能 高い品質の液晶 英語キーボード こんなあなたに とにかくハイエンドのノートPCが欲しい 価格49万円台[税込]~ 公式サイトはこちら

 

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